札幌市豊平区のイベント『自然体のヒミツ1 からだと重力』

「自然体」は感じる力から生まれる！

肩が凝るからもむ、とか、背骨が硬いから動かす、とか、
からだの緊張が気になるとき、緊張のある場所ばかりに意識が向いていませんか？

そもそもからだというものは、気付いていてもいなくても、
感覚を通して常に周囲のモノ・人・環境とコミュニケーションをとり、
それぞれと関係しあって生きています。

自然体だな、と感じる人は、感覚を通した環境とのコミュニケーションが上手な人。
逆に緊張や呼吸の浅さなどの「不自然さ」を感じるのは、このコミュニケーションがうまくいっていないよ、というサインです。
つまり、からだに表れている症状はコミュニケーションの結果。
不自然さに根本から取り組むには、環境と自分との関係性から変えていく必要があります。

当たり前すぎて忘れてたことを、もう一度感じてみよう

空気は目に見えないけれど、なくなってしまったら大変なことになる。
それと同じように、地面があること、空間があることは、ふだん意識されることはないけれど、からだにとってはものすごく重要な要素です。

足の下に地面がある
頭の上に空間がある

このものすごく当たり前すぎる事実を、感覚のレベルでからだに落とし込んでみると、いろんな発見があります。
そうして地面と空間の助けがあって生まれる、
自分のからだには長さがある
という感覚もまた、自然なからだには欠かすことができません。
いろんな感覚がある中で、①重力 ②空間 ③長さ は特に重要な3要素。
これらを「自然体のヒミツ」シリーズとして1つずつご紹介していきます。

今回のテーマ 『からだと重力』

目には見えない重力。
それを感じるにはまず「接地面」に気付くことから始まります。

「接地面」に気付き、そこに「重さを委ねる」。
これは生まれたばかりの赤ちゃんが、一番最初に習得する
からだの使い方のスキルです。

支えてくれる地面があるから脱力できるワケで、
この「支え」に気付くことができなければ、力を抜くことはできません。

地面に自分を委ねられたとき味わうことができる「安心」の感覚は、
こころとからだが安定するための根っこの感覚でもあります。

この感覚を、理屈ではなくからだのレベルで腑に落とすため、
じっくりゆっくり時間をかけて個人＆ペアワークを行っていきます。

今まで築いてきた地面との関係性を見直して、
今この瞬間にふさわしい状態にアップデートしましょう。

今回の①からだと重力のあとは
②からだと空間（仮）
③からだの長さ（仮）
というテーマを夏～秋にかけて予定しています。

各回単発でのご参加ももちろんOKですが、各回の内容が関係しあうものなので、ご都合つく方はぜひ連続でご参加ください。

●内容（予定）
接地面への気づき
重さを委ねる
重力の流れに気づく
必要最小限の力で動く
「立つ」のではなく「立たせてもらう」
重さの心地よさを味わう
重力を使ってグラウンディングする

●こんな方にオススメ
ついつい頑張りすぎてしまう
コリや緊張を手放したい
疲れにくくなりたい
いつも頭を使いすぎている
楽で自由に動きたい
運動、パフォーマンスの精度を高めたい

●持ち物
動きやすい服装
床に敷くヨガマットまたは大きめのバスタオル
（必要な方は）飲み物、筆記用具など

●注意事項
会場は15分前（9:15）から入場できます。
受講料は当日受付時にお願いいたします。
最小開催人数：5名

●キャンセルについて
開催48時間前を過ぎてのキャンセルは受講料の50％、24時間を過ぎた場合は100％をキャンセル料として申し受けます。（その際は振込用の口座をお知らせします。）
たくさんの皆さまにお越しいただけるよう、キャンセルの際は早めのご連絡をお願いいたします。

●お申し込み
以下サイトからお申し込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/spiro20190601/

●講師
椎名亜希子 (シイナアキコ)

「重力と調和したからだ」をつくるアメリカ生まれのボディーワーク、ロルフィング®の施術者 （米国Rolf Institute®　認定ロルファー）。
個人セッションを提供するほか、身体感覚を養うワークショップを開催。
訳書に『感じる力でからだが変わる：新しい姿勢のルール』（春秋社）。
http://rolfing-spiro.com/